はじめに
東京都美術館で2023/1/26~4/9で開催しているエゴン・シーレ展に行ってきた。
私は美術館に行き慣れているわけではないので、初心者からの感想を書こうと思う。
エゴン・シーレ展
今回の展覧会ではエゴン・シーレを中心とする、ウィーン時代の芸術家の作品が主な展示品であった。
詳しくは公式ホームページを参照していただきたいが、少しエゴン・シーレについて説明しようと思う。
エゴン・シーレ 1890−1918
オーストリア生まれの画家であり、ウィーン分離派に大きく影響を受け、
その28年という短い生涯で様々な美術品を残した。
第一次世界大戦とともにスペイン風に罹り、死亡。
ここで触れておきたいのが、彼が28年間しか生きていないのに数々の名作を生み出していると言うことだ。
今回の展覧会では、活動初期から、晩年までのシーレの作品を順を追って見ることができる。
展覧会の全体像
受付前のポスター
展覧会は第1章から14章で構成されていてそれぞれの章で、シーレ自身やその時代の作家の作品がジャンル、モチーフに別れて展示されている。基本的には一方通行だが、階ごとには見返すこともできる。
どちらもシーレの風景画-第9章のみ撮影可能-
全ての作品を見終わったら、グッズコーナーがありショッピングを楽しむことができる。
↑ポストカード売り場
グッズコーナーでは展覧会で展示されていた作品のポストカードや、ノート、また図録などがある。
どれも限定品であるのでお見逃しがないように。
みどころ
私は初心者なので単純におもしろかったと思うことを書こうと思う。
個人的にはやはり、エゴンシーレとしては女性像の表現、自分自身の表現が記憶に残った。
(風景画も数多く描かれていた)
ウィーン時代で前衛的なアーティストの集団に属していたようなので、その作品も常人では理解しず
らいものもある。
しかし、色使いのセンス、その迫力は素人目からでも良くわかる。繊細な絵というよりかは豪快な力
強い絵が多いなという印象であった。
描かれた時代が世紀末であり、その激動の中、歳を重ねるごとにシーレは自己表現している気がした。(あくまで個人の意見です。)
女性の裸体絵も非常に魅力的であった。(ポストカードを購入した。)
他の作者の作品で好きだったのは第11章の青い衣の女(シーレの作品でない)である。
なぜだかわからないがとてもその絵の目力に圧倒された笑。
ぜひ足を運んで欲しい。
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